EVENT REPORT 2026/5/28 (木) 開催 / Celsius ランチセミナー
Celsius Seminar / Event Report

コードレビューが詰まる組織は、
AIを入れるほど赤字になる

2026年5月28日(木)のお昼に開催した Celsius ランチセミナーは、レビュー律速の経済構造と、AI駆動開発を組織に入れる際の計測・導入ステップをテーマに実施しました。
本ページでは、当日の内容とアンケート回答 9件 の集計結果を公開します。

DATE
2026/5/28 (木)
TIME
12:15 - 12:45 JST
FORMAT
Zoom / オンライン
SPEAKER
神田 良輝
Celsius セミナー 2026年5月28日 開催バナー
EVENT REPORT / 開催レポート
9
SURVEY RESPONSES
アンケート回答
4.33/5
SATISFACTION
満足度平均
89%
POSITIVE RATE
満足度4以上
67%
TOP CONTENT
M/M/1モデル選択率

当日お届けしたコンテンツ

AIの生成量だけを増やすと、レビュー処理能力が追いつかず待ち時間が非線形に伸びる、という構造を中心に、導入判断に使える指標と組織設計を整理しました。

1. 待ち行列モデルで見るレビュー律速

M/M/1の考え方を使い、AI生成量λとレビュー処理能力μのバランスが崩れたときに何が起きるかを説明しました。

2. 人間判断と機械判定の切り分け

自動テストや静的解析に寄せる領域と、設計・要件・リスク判断として人が見る領域を分けて整理しました。

3. 小さく始める導入ステップ

PRリードタイム、レビュー待ち時間、差し戻し率を測りながら、1チームでパイロットする進め方を共有しました。

アンケート結果:満足度

満足度は平均 4.33 / 5、中央値 4。回答者の 88.9% が「4」または「5」を選択しました。

セミナー全体の満足度

4.33/5
0
0
1
4
4
12345

ポジティブ回答

88.9%

満足度4以上は8件、最高評価5は4件でした。30分枠の技術寄りテーマとして、一定の納得感を得られた結果です。

回答傾向

0

満足度1・2の回答はありませんでした。一方で満足度3も1件あり、導入後の具体像をさらに補う余地があります。

特に参考になった内容

複数選択式で、9名から合計18件の選択がありました。最も多かったのは「待ち行列モデル(M/M/1)によるレビュー律速の構造説明」です。

待ち行列モデル(M/M/1)によるレビュー律速の構造説明
6件 / 67%
AI生成量λとレビュー処理能力μの関係・非線形な待ち時間
4件 / 44%
PRリードタイム・レビュー待ち時間・差し戻し率などの計測指標
4件 / 44%
シニアエンジニアへのレビュー集中を分散させる考え方
2件 / 22%
機械判定領域と人間判断領域の切り分け方
1件 / 11%
1チームから始める導入ステップ・パイロット計測の進め方
1件 / 11%
参加者の関心は、抽象的なAI活用論よりも「レビュー待ちがなぜ増えるのか」「何を測れば詰まりを説明できるのか」に集中しました。次回以降は、M/M/1モデルと計測指標をより実務テンプレート化して提供する価値が高いと判断できます。

自社開発における最大の律速

「レビュー待ち時間」と「まだ明確に特定できていない」が同数最多でした。律速の存在は感じているものの、計測・可視化はこれからという層が多い結果です。

レビュー待ち時間(レビュアー不足・属人化)
3件 / 33%
まだ明確に特定できていない
3件 / 33%
仕様・要件の揺れによる手戻り
2件 / 22%
その他
1件 / 11%

セミナー後に検討したいアクション

複数選択式で、9名から合計12件の選択がありました。最も多かったのは個人向け学習リソースの試行、次いで社内のAI開発フロー棚卸しでした。

Udemy等の個人向け学習リソースを試したい
6件 / 67%
社内でAI開発フロー・律速の棚卸しを進めたい
3件 / 33%
現時点では具体的なアクション予定はない
2件 / 22%
Celsiusの詳細資料・デモを見たい
1件 / 11%
すぐにCelsiusデモへ進む層は少数で、まず個人学習や社内棚卸しから始めたい意向が強く出ました。セミナー後の導線は、営業色の強い個別商談よりも、計測シート・学習コンテンツ・棚卸しチェックリストを先に提示するほうが自然です。

集計から見えた示唆

レビュー律速は説明需要が高い

M/M/1モデルが最多選択となり、AI導入後の詰まりを構造として説明するフレームへの関心が明確でした。

現状把握はまだこれから

律速を特定できていない回答が3件あり、導入支援ではまず計測対象を決める前段の支援が有効です。

次アクションは軽量導線が合う

Udemy等の学習リソース希望が最多で、個人学習から社内棚卸しへ進む段階的な導線が求められています。

開催概要

  • イベント名コードレビューが詰まる組織は、AIを入れるほど赤字になる
  • 日時2026年5月28日(木)12:15-12:45
  • 形式Zoom オンライン
  • 主催AIGYM株式会社
  • 登壇神田 良輝(AIGYM株式会社 代表取締役)
  • 回答数アンケート9件

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